「添付の文書を見積もってください」とクライアントからメールをもらった。開いてみると、画像ファイルで、ファクスの送り状。おかしい。送り状だけを翻訳しろというわけはないだろうと思ってよくよくメールを読んでみたら、Tiff形式だという。そういえば以前にもこういうことがあった。Tiff形式では、複数の画像を1ファイルにまとめることができる。だから、この画像も送り状以下に何枚かの画像があるはずだ。えっと、Tiffを読めるのはどのアプリケーションだったかなあと考えたが、思い出せない。とりあえずGimpで開いてみたら、8枚のレイヤーに8つの画像が表示された。レイヤーの表示・非表示を切り替えていくと、確かに元のファイルには8枚の画像があったことがわかる。けれど、これでは実用的ではない。今後、翻訳者に依頼する都合もあるから、できればPDFに落としたい。さて、どうしよう。
原始的な方法で、1枚ずつ画像をコピーして、バラバラのファイルを作り始めた。これを統合して1枚のPDFにすればいい。画像ファイルのPDFへの合成は、以前、gscan2pdfでうまくいったから、これを使えばいいだろう。
しかし、実際には、こんな手数のかかる方法は不要だったのだ。gscan2pdfを起動して、「インポート」から直接元のTiff形式のファイルを読んでやれば、全ページをインポートすることができる。これをPDFで書き出せば一瞬にしてPDFへの変換が終了。
もちろん、TiffからPDFに一発で変換するソフトも探せば(あるいは探さなくても)あるのだろう。けれど、gscan2pdfでほとんど何も考えずにその作業ができたのは嬉しかった。探してインストールするのに15分かけて瞬時に変換する寄りも、手持ちのものを使えば瞬時ではなくともその方が早いのだから。