先日、PDFファイルの操作を無理やりにWindowsアプリで処理した件を書いたら、mhさんからSun PDF Importを使ってみたらとサジェスチョンを頂いた。ただ、この機能拡張、OOoの3.0以降しか対応しない。そこでJaunty待ちとコメントを返したのだが、よくよく考えてみたら、Wine上で動作させるOpenOffice 3.0のWindows版なら以前にインストールしていた。そこで、これにこのSun PDF Import機能拡張が入らないかどうかやってみた。

まずは、機能拡張ファイルのダウンロード。こちらに発見。Windows版をダウンロードしておいて、WineからWindows版のOpenOffice 3.0を起動。「ツール」の「機能拡張マネージャ」からこの機能拡張ファイル(pdfimport.oxt)を読み込むと、機能拡張が組み込まれた。アプリ再起動の必要があったのかどうかはわからないが、よくわからないままにOOoを再起動。さて、どう使うのだろう。

まずは、文書ファイルを開いて、その「挿入」→「ファイル」からPDF文書を選択してみた。以前は、PDFを読み込もうとすると(曖昧な記憶なので違うかもしれないが)、PDFファイルをテキストファイルとして読み込もうとしてほとんど意味をなさない記号類が大量に読み込まれたと思う。しかし、今回は、PDFのテキスト部分が、ある程度のレイアウトを保持した形で読み込まれた。ただ、文字はかぶっているし、編集はできないしで、これじゃあ役に立たないだろう。この方法は間違った使い方らしい。

調べてみたら、PDFファイルは、「ファイル」の「開く」から開いてやればいいらしい。すると、Drawの文書として開くことができる。なるほど、こちらなら文字もかぶっていないし、mhさんに教えていただいたようにページ順序の入れ替えもできる。ちょうどInkscapeで開いたときのように文字列も編集できる。そういう意味ではInkscapeと同じとも言えるのだが、Inkscapeとの大きな違いは複数ページを一気に扱うことができること。これはいいかもしれない。

ただ、残念なことに、ページの寸法が作成した文書から微妙にずれており、また、文字の扱いのせいか、行ごとに左右の長さが違ってきてしまった。つまり、レイアウトがかなり崩れ、場所によっては行によっては印刷可能領域からはみ出したり、甚だしい場合はページからはみ出したりしてしまっている。これではちょっと、使えない。

この不具合がSun PDF Importと日本語フォントの相性の悪さに起因するのか、それともWineを使ってWindows版を無理やりに使っていることに起因するのか、あるいはUbuntuとWindowsのフォンとの扱いの差異のせいなのか、その辺はまったく不明。まあ、JauntyでOpenOffice 3.0を使ってみればはっきりするだろう。楽しみが増えた。

mhさん、重ねてありがとうございました。