mhさんにコメントで再度ご教示頂いて、何とかUbuntuで中綴じ小冊子用の面づけができるようになった。わかってしまえば難しいことではないし、実際、mhさんがコメントで書いておられるように印刷設定の「ページを逆順にする」は比較的頻繁に使ってきてはいたのだ。けれど、印刷範囲指定で順序を指定するという小技は、まったく知らなかった。

手順は簡単。evinceの印刷ダイアログの下の方にある「範囲」で「指定する」のラジオボタンにチェックを入れ、ここで印刷したいページ順にカマで区切ってページ番号を入れる。たとえば、プリンタの両面印刷機能を使って12ページの中綴じ小冊子をつくるのであれば、ページ順は「12,1,2,11,10,3,4,9,8,5,6,7」となるはずだ。これで、残りの印刷設定をしておいてプリントすればそれでおしまい。特別な作業は不要。

実際には、すぐに印刷したい文書がなかったので、プリンタを選択せずに「ファイルに出力する」を選択してPDFファイルをつくってやった。これで、先日PDF操作用のアプリを使って分解と合成を行って得た面づけ済みファイルと同じものができる。外見上は同じものだけれど、ファイルの重さは圧倒的にevinceから直接出力した方が小さい(1.8MBと212KBだから桁違いの差)。重いファイルには余分なデータが入っているわけで、(現在ではそうでもないのかもしれないが)DTPのセンスならこれは思いがけないトラブルの原因を抱え込んでいるようなもの。だったらどっちの方法が優れているかは明らかだ。

mhさんには、Adobe Readerを使った方法もご教示頂いた。そういえばずっと以前、まだUbuntuに移行する前のころ、たぶんWindowsのAcrobat Readerでこの方法で小冊子をつくろうとしたことがあったような記憶が蘇ってきた。ただ、そのときは、余白設定などが思うようにいかず、寸法が狂ってしまったので別の方法をとったように覚えている。昔のことだから記憶違いかもしれないし、今はもっとAdobe Readerも改良が進んでいるだろう。やってみる価値はあると思うが、前回か前々回のUbuntuアップデートのころから面倒になってAdobe Readerのインストールをやっていない。evinceで大丈夫なことがわかったので、改めてこのためにインストールする気にもなれないし、まあ、将来機会があれば試してみることにしよう。

mhさん、重ねてありがとうございました。