1週間前までは確かに順調に稼働していた印刷機能が、なぜか使えなくなっていることに昨日気がついた。とりあえず急場は旧マシンを持ち出してしのいだが、これは困る。何とか解決したいと思うのだが、うまく行っていない。

問題は、プリンティングシステムを司るCUPSが起動していないからだ。最初はうっかりシステム設定の「サービス」でCUPSを停止してしまったかと思ったがそういうわけではない。Webを探ると、端末からcupsを起動すればいいようだが、子プロセスのcupsdがうまくいかないらしい。

そこで、/etc/init.d/にあるcupsというスクリプトを開いてみたが、もとより素人の私に理解できるはずがない。ここは撤退。

次に、トラブルの原因は最近の新規インストールやアップデートに原因があるだろうと見当をつけ、Synapticパッケージマネージャの履歴からそれらしいプログラムを削除したりダウングレードしたり。ところが、依存関係でこれが一筋縄ではいかない。たとえば、libgtk2.0-0というパッケージをダウングレードしようとすると、大量のプログラムを削除しなければならない。その中にはGUIを正常に動かすのに欠かせないものも含まれるので、下手に進めると私のようなGUI派には手も足もでなくなる。これまではこういうメッセージが出たところで諦めていたのだが、今回はそこを突破する策を考えた。削除しなければならないのなら、再インストール指定をしてやればどうだろう。いったんOKして削除マークがついたものをかたっぱしから再インストール指定にしてやる。こうやってダウングレードと再インストールを同時に行うと、大きなトラブルもなく、ようやくlibgtk2.0-0のダウングレードがひとつ完了。

なるほど、これまで依存関係で削除やダウングレードができなかったパッケージはこうすればいいのかと、新たな勉強をしたまではいいのだけれど、結局、libgtk2.0-0のダウングレードでは問題解決せず。じゃあそれ以外にこの1週間に変更のあったパッケージはというと数十個あるし、そのひとつひとつにこんな手間はかけていられない。ということで、やっぱりここで断念。

この一件で思ったのは、UbuntuにもWindowsのような「システムの復元」があればいいのにということ。もちろん、Ubuntuでも似たようなことはできそうだけれど(たとえばSynapticでパッケージリストのバックアップとっておくとか) 、デフォルトで簡単に利用できればそれにこしたことはない。

いままでUbuntuで特に必要性を感じなかった(逆に言えばWindowsでは必須の機能でたいていのひとがお世話になる)「システムの復元」だけれど、奥の手としてあったほうがいいなあ。手作業でパッケージを戻していくのは、分量さえ少なければどうということはないけれど、今回のように大量にあって、しかも検討がまるでつかない場合には…

仕方ないから、そのうちに新規インストールかなと思う。どうせならもうちょっと我慢して、Karmicのアルファ3あたりで入れてみるのも一興かもしれない。