wineは便利なもののようだけれど、実際にはほとんど使わない。使うのは、Microsoftが配布しているWord ViewerやPowerpoint Viewerを使うときぐらいかな。これらはレイアウトを確認するためだけのものなので、日本語入力は行わない。実際のところ、Wineでは日本語入力はダメなのだと思ってきた。100%ダメというわけではないが、SCIM-Anthyで変換した文字が消えてしまう。だから実用的な使用はまずできないと思っていた。
ところが、けっこう古い情報らしいのだが、こちらを見ると、解決方法が書いてある。知らないというのは難儀なものだ。これによると、.wineフォルダ内のuser.reg というファイルの末尾に
[Software\Wine\X11 Driver]
“InputStyle”=”root”
もしくは
“InputStyle”=”offthespot”
と加えてやればOK。やってみると、確かに日本語入力が通るようになった。ただし、インライン変換ではない。言い換えれば、インライン変換にバグがあるのだろう。この設定はインライン変換をオフにするものというわけか。
ただし、これで完全というわけではなく、変換後に8文字を越える入力はやっぱり消えてしまう。同じサイトの情報によればこれはWineの1.1.5で解決しているらしい。しかし、JauntyのWineはもっとバージョンが低いし、PPAにあるのも1.1.2.5と、もうちょっと。だから、本格的な日本語使用のためにはもう少し待たねばならないようだ。
それでも、この方法で「使えない」状態から「不便だ」ぐらいまで改善している。以上、これまで知らなかった不勉強の情けない報告まで。