仕事でExcelのファイルが回ってきた。Excelでレイアウトをつけてプレゼンテーション用の資料を作っているというまあなんともアレなソフトの使い方ではあるのだが、仕事で文句を言うものではない。

私は基本的にはOpenOfficeで作業をするから、少し前なら受注時にもうちょっときちんと詰めていたと思うのだが、最近はOpenOfficeとMS Officeの互換性が相当によくなったので、あまり細かなことを言わずに請けてしまった。最終的にMSが無料配布しているExcel Viewerでレイアウトは確認できるので、問題はなかろうと思ったのだ。

さてこのファイル、翻訳者のところにまわり、そこではちゃんとExcelで処理された上で私のところに戻ってきた。若干の修正を私のOpenOfficeで行ったが、Excel Viewerで開いてみると問題になるようなレイアウトのズレはない。よしよしと入稿。これで一仕事片付いた。

と思ったら、1時間ほどしてクライアントから電話。先方のExcelで開いたら大幅にレイアウトが崩れているという。こういうときには下手に環境依存のソフトでいじくりまわすよりもPDF。クライアントと相談してPDFで送ることになった。

レイアウトが崩れていないのは、Wine上で動作させているMSのExcel Viewer。そこで、ここからPDFをつくろうと思ったら、あれれ、オプションがない。印刷から「ファイルとして保存」を選んでも空振りする。これは困った。

仕事の方は、とりあえずWindowsマシンを起動してExcelファイルを移動、そちらからPDF化して事なきを得たのだが、Windows環境に行けば行ったで、また少しレイアウトが違う。同じExcel 2003のくせに、やたらと環境依存なのだ。こんなことでは今後の仕事に差し支える。

そこで、Wine上のExcel ViewerからPDFを出力できないのかと考えた。なに、Windows版のPDF作成ソフトを入れればいいだろう。いろいろあるが、ちょっと調べるとPDF Createrというのが出てくる。これは5、6年前にWindows環境で仕事をしていたときもお世話になったソフト。かなりバージョンアップしているようだし、よしと、これを入れてみた。

けれど、やっぱりWineで動作するExcel ViewerからはPDFの出力ができない。何か回避策があるのかもしれないが、わからない。

まあ、ついでのことにこのPDF CreaterをVirtual Box上のWindowsに入れてみたら、こちらではうまく稼働する。やっぱりMSがらみの作業は、どうもすっきりしないと改めて思う。