既に1週間前のことになってしまったが、WasabiさんのサイトでUbuntu Desktop Cleaner 0.2 RCがリリースされていた。おめでとうございます。
このデスクトップクリーナーは、Windowsでいえばレジストリの初期化に相当するツールで(違うかも。Windowsのことは知らないので)、ユーザー領域内の各種アプリケーションの設定ファイルを一気に削除してくれる。Ubuntuを操作していて挙動がおかしくなった場合、大半はシステムがおかしくなったのではなく、デスクトップ環境を構成するアプリケーション群の設定がおかしくなっている。そこで、その原因となる設定ファイルを書き換えれば(設定ファイルは基本的にテキストエディタで編集できるので書き直しが可能)トラブルは解決する。ところが、
- 多くの場合、トラブルを起こしている設定ファイルがどれかわからない。
- 正しい書き換え方がわからない。
- 書き変えようと思っても、簡単な操作さえ不能になっていたり不安定になっている。
といったケースに遭遇する。そんな場合、 思い切って設定ファイル(ユーザーフォルダに隠しファイルで格納されている)を削除する奥の手がある。ほとんどの設定ファイルは、存在しなければ起動時にデフォルト設定で作成される。それを利用するわけだ。
そして、このデスクトップクリーナーは、そういった操作を直感的なGUIで行うもの。WasabiさんがすっきりとしたUIを組み上げてくれた。
今回のリリースの目玉は、なんといってもdebパッケージでの提供。以前はPythonスクリプトを実行しなければならなかったが、今回からは「ダブルクリックでインストール→アプリケーションメニューのシステムツールから起動」という流れになる。消しゴムをイメージしたアイコンもわかりやすい。
そして、以前から「わかりにくいかも」と指摘の出ていた「初期化から除外する設定」のUIも、少し整理されて見やすくなった。バックアップの保存先も以前とは異なって自然な場所になった。さらに、操作後のダイアログ、プロンプトもずいぶんと親切。RCを名乗るのにふさわしいだろう。欲を言えば、バックアップがどのような形で保存されるのか、ヒントがどこかに書いてあるといいだろう。tarファイルとして圧縮されるのだが、それがわかっていなければ整理用にフォルダを作成しなければならないのかと誤解してしまう。
あと、ご愛嬌なのは復元の機能が実装されていないこと。UIがあるので「適用」を押してみたら、「ごめん」と謝られてしまった。いや、あやまらなくてもいいですよ、こんな便利なツールをつくってもらったんだから。
私のUbuntu 9.04では問題なく動作したが、もっと多様な環境でのテストが必要だろうと思う。日常使うアプリではないけれど、いざというときのため、また入門者のためにも、ぜひ多くの皆様に試用していただければと思う。
宣伝ありがとうございますm(_ _)m
> バックアップがどのような形で保存されるのか、ヒントがどこかに書いてあるといいだろう
たしかにそうですね〜
実装は簡単なので正式版を出すときに修正したいと思います。
他にも要望があれば言ってくださいねw
あと新しいアプリの開発もしたいと思っていますので、
そっちの意見もあればお願いしますm(_ _)m
わさびーさん、いや、遅くなって済みません。ちょっと忙しい日が続いたもので。というか、夏バテの一種かもしれませんね。夏の終わりに。
アプリのリクエスト、また出させていただきます。その節はよろしくお願いします。