先日、妻のパソコンが不調で新しいラップトップを買おうと考えているという話をしたが、その後日譚。まず、パソコンの不調(有線LANがつながらない)は、ルーターの問題だった。ルーターがどういうわけかローカルのIPアドレスを発行できなくなっていて、つながらなかった。つなぎっぱなしの私のパソコンや無線LAN用のFONのアクセスポイントはちゃんとつながっていたのでルーターの問題だと思わなかったのだが、これは初歩的なミスをしてしまったものだ。ルーターの電源を抜いて再起動すれば、あっさりと有線接続が回復した。

ということでパソコンを買い換える必要はなかったのだけれど、時既に遅く、妻はパソコンを買ってしまった。家計に余裕がないときに笑い事ではないはずなのだが、私はこれでよかったと思っている。というのはパソコンそのものとは関係のない家庭内諸事情があるので。

ともかくも、妻は新しい日本メーカー製のパソコンを使い始めた。そして、プリインストールのVistaでバックアップディスクだけ作成したら、さっさとWindows 7の無償RCをインストールした。これは、どのみち評判の悪いVistaを使うつもりはなく、Windows 7のリリースと同時に無償アップグレードでWindows 7に乗り換えるつもりだから。それならば、下手にVista環境に慣れてしまうより、最初からWindows 7に慣れ親しんだ方がいいだろうという判断。これはこれでいいのではなかろうか。

そして、そのWindows 7 RCがけっこういいらしい。妻はだいぶと気に入っている。

実際、一瞬だけ使ったVistaに比べて軽いようだ。もちろんいくら廉価モデルといってもデュアルコアにメモリ4Gという最新のマシンでは、Vistaでさえストレスなく動作する。けれど、その初期設定が「半日仕事」だったことは先に書いた。それに比べれば、Windows 7のインストールはあっという間。まあ、追加でオマケソフトのインストールなんかをするからそれなりの時間はかかったようだが、まあ、こんなものだろう。

妻が気に入っているのは、壁紙。なんだと笑ってはいけない。妻曰く、「機能はみんな、『できて当たり前』。だったら、差別化できるのは 『見てくれ』しかないでしょ」。そういう理由から、Vista以来のエアロ効果も印象は悪くないようだ。あとはアプリの起動の早さに感動しているが、まあこれはマシンが新しいせいでWindows 7のメリットではないのかもしれない。

このマシン、MS Office付きなのだが、Windows 7を入れた当初はプリインストールのOfficeは消えている。早速にExcelで作成された文書を開く必要があって、妻はFirefoxからGoogle Docに行った。けれど、「これじゃ使えない」と、すぐにMS Officeのインストール。やはりGoogle Docにはそれなりの限界があるようだ。ここは好みではなく実用として、まだまだ妻はMS Officeを必要とするらしい。

一般消費者の観点からはWindows 7は「パソコン買ったらタダでついてくる」感覚なので、妻としてそこに文句はないようだ。ただ、このOSに何万も出す気があるかということになれば別。だからあとはWindows 7でマシンの寿命の最後までいって、「その頃にはOSなんてタダになっているといいな」ということ。「そのためにもGoogleに頑張ってもらわないと」と。

あと「これにUbuntuは入る?」と聞かれたが、日本メーカー製のパソコンに関しては報告事例が少ないからWebの情報からは確認できなかった。下手にパーティションをいじるとリストアやなんかのときにトラブルに見まわれそうだから、とりあえずはWubiで試してみることを勧めておいた。少なくともWindows 7の正式版のディスクが手に入るまでは、その方が安全かな。