妻がパソコンを新しくして、Windows 7を入れたという話は前に書いた。調子がいいようなのでWindows 7一本でいくのかなと思ったら、Ubuntuは入れられないのかと聞いてくる。どういうことかと尋ねると、DVDをリッピングするのにk9copyを使いたいらしい。Windowsの定番であるDVD Shrinkは使いにくいとのこと。どっちが優れたソフトなのか、実際に使わない私にはわからないのだが、妻としてはやっぱり最初に使ったk9copyの方に馴染みがあるようだ。「最初に何を使ったか」がけっこう重要というのは、確かにある。
で、Ubuntuを入れられるかどうかなのだが、ちょっとGoogle検索しても情報が出てこなかった。ちなみに、富士通のFMV-BIBLO NF/D50とかいうシリーズである。日本メーカーの国内向パソコンなので、あまり試している人が多くないのだろう。
情報がない上に、このパソコン、パーティション構成を変えると初期状態にリカバリできない可能性がある。ちょっと厄介だなあと思ったので、Wubiで試してみることを勧めた。これならインストールできなくても、Windows上でアンインストールできる。
結果を先に言えばWubiでUbuntuはインストールできた。だが、トラブルがないわけではなかった。
Wubiはサイトからダウンロードするのではなく、インストールディスクのものを使った。インストールディスクは私のマシンに9.04を入れたときに使ったUSBに仕込んだものである。これをWindowsが起動しているパソコンに突っ込んで、出てきたWubiのアイコンをダブルクリック。20分弱でインストール完了。
そして再起動。ちゃんとGrubの選択画面が出ている。うん、うまくいったと思ったら、実はWubiのインストールはこれからが本番らしい。パーティショニングやインストールが進行しているという表示がUbuntuの茶色を背景に進んでいる。なるほど、順調と思ったら、95%進んだ「言語パッケージのインストール」で、「running post installation trigger initramfs-tools」と表示されたまま動かなくなった。
私は、「Ubuntuには相性があるからなあ」と思って、「やっぱりダメみたい」と妻に言ったのだが、妻は諦めず、再インストール。やっぱり同じところで詰まる。
私はあっさりと諦めかけたのだが、妻は辛抱強く調べ、Windows上でWubiを走らせたときに言語の選択を英語にしておけばいいということを発見した。そして再インストールすると、三度目の正直で今度は無事にUbuntuが入った。いったん再起動を求められ、再起動で見慣れたGnome画面が出たときは、「やったね」という感じ。おめでとう。
さて、日本語環境に移らねばならないのだけれど、これはシステム設定の言語の設定で一発だった(正確に言うと最初は無線LANをつないでなかったのでダウンロードができず失敗したけれど)。私は自分のDell Inspiron mini 12で日本語環境の構築に苦労した経験があったので、ちょっと拍子抜け。マシンの環境によってちがうのか、それとも9.04の進化だろうか。
その後のトラブルといえば、アップデートマネージャを走らせたまま放置していたら、いつの間にか真っ黒な画面になって操作不能になってしまっていたこと。正確な経緯も原因もその場にいなかったせいでわからないのだが、おそらくこれは、省エネルギー設定の問題ではないかと思う。以前Wubiを使ったとき、スリープがうまくいかなかった。いまもこの点が改善されていないとしたら、スリープしようとしてエラーになってしまったのかもしれない。とりあえず省エネルギー設定を変更しておくことを妻に勧めておいた。
妻はさっそく、k9copyをインストールした。が、もっぱら何をやっているかというと、壁紙の変更。Ubuntuの壁紙をあっちこっちからダウンロードして、一定時間毎に自動で変更してくれるアプリを導入していた。「Ubuntuの壁紙って洒落ている」そうだ。よっぽどXPデフォルトの壁紙を見過ぎてきたんだろうな。