Google Chromeが軽いのでここのところブラウザはずっとFirefoxとChromeを併用しているのだが、ついつい使い勝手がいいのでChromeがまだ開発版だということを忘れてしまう。そしてかえって不自由な思いをすることがあるというお話。

70歳を越えたMacユーザーの老母が今度旅行をするので、トランジットに立ち寄るアメリカ入国用の渡航申請(ESTA)をやってくれと言った。8月のお盆に帰省したときである。この方面に全く知識はなかったが、Webで調べると簡単にオンライン申請の画面が出たので、旅券番号やら何やらを入力してチャチャッと申請番号を取得しておいた。

ところが、出発日も近づいた今日になって、「プリントアウトした番号が出てこない。間違って捨てたかもしれない」とのこと。念のためにスクリーンショットとか撮っておいたと思ったのだが、デスクトップにも見当たらないという。電話越しでははかばかしい対応もできない。再ログインしてチェックしようにも、肝心の番号がなければログインできない仕組み。

困ってしまったが、よく調べると再申請が可能ということ。そこで自分のUbuntuからESTAのサイトに入って、再申請をした。

ところが、うっかりとChromeで入ったものだから、思わぬ面倒な目にあった。

まず、プルダウンメニューにバグが残っているようで、プルダウンしてクリックを放しても、メニューがいつまでも消えない。メニューの外に出て一回クリックするとOKなのだが、ちゃんと正しい値を選べたかどうか、再チェックしないといけない。ちょっと面倒に感じた。

そして、無事入力が終わり、さてプリントアウト。そして念のためにPDFに落としておこうかと思ったら、何とGoogle Chromeでは印刷機能が未サポートだった。確かにインストール時点でそんな注意があったのは確かだし、だいたいが開発版やらベータ版を重要な業務で使用する方が悪い。だから文句を言うつもりはないのだけれど、度々かかるアップデートでサポートされるようになったかと思っていた。いや、正直言って、そんな機能制限があったことをすっかり忘れていた。

しかたないので番号はコピーして別途保存し、念のためにスクリーンショットを撮っておくということになったが、しかしまあ、老いた母親も中途半端にIT化されてるから始末が悪いな。ま、世の中そんなものか。