愛用のInspiron mini 12なのだが、もちろん欠点がないわけではない。その中でも大きいのは、バッテリの持ちが悪いこと。いや、これは安物だから贅沢を言ってはいけないところではある。贅沢を言ってはいけないのだけれど、ちょっと文句を言いたくなる。というのは、私のこのマシンは(Dellには往々にしてあることだけれど)「はずれくじ」だったということ。具体的には、新品の状態でバッテリ容量が工場出荷規定量の3分の2(67%)と表示されていたということ。

実際、当初「Ubuntuではバッテリがもたない」と思ったほど、カタログ値よりもバッテリの持続時間が短かった。ただ、これは使用アプリケーションその他の環境や操作に大きく依存する。だから、思い切ってサポートに連絡したときも、「2時間動作するのならそんなもんですよ」と押し切られてしまった。

ちょっとクレームモードで言うなら、そもそもDellは初期不良にすぐに対応してくれるメーカーだったはず。というのは、Dellのパーツの検品レベルは、明らかに日本メーカーよりは低い。その分だけ価格は低いが、決して低品質でよしとしているわけではない。つまり、初期不良にはしっかり対応してくれる。過去にDell製品を使ったときの印象ではそうだったし、その他、Webの情報でもそんな話を聞く。つまり、初期不良に関する検品をメーカーではなくユーザーにさせているようなものだ。これでコストは十分に下がるだろうし、良品をつかんだユーザーは安くてOK。不良品をつかんでも、すぐに交換してもらえるのでまあまあがまんでき、総合的にはメリットがあるというもの。

そのDellが交換に応じてくれなかったのは「ちょっとなあ」と思うが、ともかくこのバッテリ、やっぱり初期不良の類だと思う。それでも、「2時間なら使い物にならないレベルではない」と、我慢することにしていた。

ところが、ここのところ、その「2時間」がどんどん短くなっている気がする。使用状況が一様ではないからはっきりとは言えないのだけれど、体感的には実用上1時間半ぐらい。もちろんギリギリまで伸ばせばもうちょっと伸びるけれど、サスペンドで起動した状態で帰宅したいから、10%ぐらいは残しておきたい。すると、1時間半。以前の最高記録が落ちてしまうまで2時間十数分だから、落ちてしまうまで使ったとしても30分ぐらい短くなっているような気がする。

実際、Power Managerの「デバイスの情報」を見ると、最大容量は工場出荷基準の61%に落ちている。以前から1割落ち込んだ勘定。これが正しいとしたら、持ちが悪いのは体感だけでなく、実際にバッテリがヘタっていることになる。

4月末の購入だからまだ半年もたっていない。確かにバッテリは使い減りがするものといえ、わずか5ヶ月で1割も落ちるかなあ。

それに、サスペンド状態で持ち歩いただけでもかなりバッテリが減るのも、なんか嫌だ。丸一日持ち歩いて15%ほど減っている。以前、AppleのiBookを持ち歩いていたときは、5〜7%程度の消耗だったと記憶している。もちろんバッテリ全体に蓄積された電気量が違うわけだけれど、Atomは消費電力が小さいのがウリじゃなかったのだろうか。案外とインジケーターのLEDあたりで消費しているのだろうか。ちょっと理解できない。

いまさらDellに再度クレームをつける気にもならないし(全く起動しないようなレベルでないと不良品と認めない方針らしい)、これでは実用上困るし、さて、予備バッテリでも買おうかなあ。どうしよう。そのぶん貯金をしておいて将来の買い替えに備える方がいいんだろうか。