Inspiron mini 12が欲しくなったのは、先代のメインマシンInspiron 2200を出張に持ち歩いてその重さに辟易したからでもある。ずぼらな私はモバイルとメインマシンを使い分けるなどという器用なことができないので、モバイルにも使えて日常業務にも不足のない12インチのこのマシンが理想的に思えたわけだ。実際、あまりパワーを必要としない私の用途では、Inspiron mini 12はどうにかメインマシンとしての使用に耐えてくれている。
しかし、じゃあモバイルに使うかといえば、夏場に涼を求めて公園モバイルに通ったのと、旅行に持参したことがあるぐらいで、想定していた出張のお供に使ったことはなかった。だいたいが、私は最近、ほとんど出歩かなくなっている。10年前には気軽に全国どこへでも行ったのに、もう切符の買い方さえ忘れてしまっている。
けれど、ようやく、ほとんど1年ぶりぐらいに出張の仕事が入った。私の出張先は、たいていは東京。ということで、いま、都内のホテルの一室から書き込み中。
実は、このInspiron mini 12、もともとバッテリの持ちが悪い上に、特に9.10にアップグレードして以後は、モニタの輝度が調節できないため、さらに電池が持たなくなっている。これは出張では困る。以前使っていたAppleのiBookは4時間近くもったし、Inspiron 2200でも2時間以上はもった。2時間を切るだけでも辛いのに、9.10なら1時間。これでは、新幹線の車内で仕事というわけにもいかない。
そこで、急遽、9.04か8.04でもトリプルブートに入れようかとも考えたけれど、ディスクの空きがきつい上に、時間的余裕がない。そこで、苦肉の策として、Vistaを使うことを考えた。Vistaなら、処理は遅いけれど、バッテリは9.04と同程度にはもつ。テキストを書くだけならこれでもいいだろうと考えた。
けれど、時代はずいぶん変わっている。私の知っている新幹線は、電源が各車両の両端にしかなかった。だから、その席をとれるとは思っていなかった。ところが、今日乗った新幹線車両は、各座席に全て電源がついている。これなら何も気にすることはない。私はすぐにVistaをシャットダウンし、いつものUbuntuに戻った。
出張先のクライアントの会社では、アプリケーションの関係で、クライアントのPCを借りて作業した。そういう関係で、自分のPCは使うこともなかったのだが、メールは気になる。といえ、使う必要がないのを「ネットワークにつないでください」とも言いにくいなあと思いながら蓋を開いたら、パスワードの保護がかかっていない電波が飛んでいる。さすが東京、野良アクセスポイントには事欠かない。セキュリティが心配だけれど、メールをチェックするぐらいなら大きな実害はないだろうと、素早くチェック。発注が1件あって、助かった。
宿泊費はクライアント持ちということで、ずいぶんと身分不相応な宿に泊まっている。以前泊まった宿では、フリーの無線LANを探して宿の廊下に出たり、近くの公園まで彷徨ったりした。今回はそういう必要もない。なんとも贅沢なものだ。