クライアントから、見慣れない形式の文書が送られてきた。xdw形式。画像ファイルのようではあるのだがGimpでもOpenOfficeでも開けない。そういう特殊な形式で送ってこないでくれと突っ返してもよかったのだけれど、一応調べてみたら、これはXeroxのDocuWorksというソフトで作成した文書らしい。そういえば、オフィス系の複合機なんかには、よくそういったソフトが付属している。スキャンから文書管理までを一元化する目的で使われたりもして、そのサイクル内だけで使うにはけっこう効率的だったりもする。けれど、外に持ち出すときの互換性を考えたら、やっぱり何らかの標準形式にしてほしいと思う。

とはいえ、そういう形式で送られてきて、素性も判明した。だったら、読めないかと思うのが人情。このDocuWorksには無料のビューワがあって、こちらで配布されている。Windows版とMac版があるが、もちろんLinux版はない。ということならWineでしょう。

ダウンロードすると、自己解凍ファイルdwvlt710jpn.exeが落ちてくる。これのプロパティから実行形式にチェックを入れて、Wineで開くと、dwvlt710jpnというフォルダができるから、その中のSetup.exeをWineで実行。インストールされたDocuWorks Viewer Lightはメインメニューにも入ってくるし、.wine/drive_c/Program%20Files/Fuji%20Xerox/DocuWorks/bin/のexeファイルをWineから実行しても開ける。

最初、UIがよくわからずに、ファイルがうまく開けなかったが、アイコンをよく見てファイルを開く操作がわかった。動作はまったく問題なし。実のところ、exeファイルはDWVLT.exeとDWSVLT.exeの2種類ができる。前者が正しい実行ファイルなのだが、最初後者を開いてしまったのが敗因だった。もちろん、素直にメインメニューから開けば更に問題なかったわけだ。後者で開くと、なぜかメニューの幾つかが出てこない。このあたり、ちゃんと理解して進めるべきだったのかもしれない。

こういう独自形式にビューワを用意するのは、ベンダーの姿勢としては正しいのだと思う。けど、どうせならUbuntu版も用意しておいてくれたらと思う。そういう時代なのだから。Wineはやっぱり、ちょっとめんどうくさいし。