前々から興味があったということもあるのだが、実際には非常に本質的ではないある問題から(我ながらあんまりにもピントはずれなのでとりあえず今日は書かない。機会があれば別エントリーで)、Fonの導入を決めた。ちなみにFonに関して詳しく書くのは面倒だからご存じない方は公式サイトを参照していただくとして、自宅での使用に限っていえば、無線LANだ。デスクノート型パソコンで仕事場内モバイルをやっている私にとっては、ケーブルがひとつ減るという実際的なメリットもある。晩飯が終わったところにこのFonの機器が到着し、さて、さっき開封して、30分ほどで普通に使えるようになった。これは早い。以前、Windows機で無線LANの設定をやったときには、説明書と首っ引きで2時間ぐらいかかったのではなかったか。これはいったい、Fonが優れているのか1680円也の無線LANアダプタがいいのか、それともやっぱりUbuntuが凄いのだろうか。

まず、Fon導入に先だって、プロバイダに可否を確認した。というのは、プロバイダによってはFonの使用は約款に抵触するといわれているからだ。私の場合「特に違反ではないですが、自己責任でやってくださいよ」という返答だった。それはかまわないからと、ここはまずクリア。

次に、私の使っているDell Inspironは安物だから無線LANを内蔵していない。購入時にオプションで付けられなくはなかったのだが、けっこう高かったので付けなかったのだと、以前の持ち主は言っていた。だから、 無線LANカードを買わねばならない。PCIスロットがあるからここに突っ込むのが正統派だと思うのだが(以前の持ち主はそうやっていた)、私はUSB接続の無線LANアダプタを選ぶことにした。というのは、あわよくばサブマシンになったAppleのiBookでも使いたいという気があったからだ。実のところ、iBookは以前に無線LANで泣かされたことがあった。iBookには内蔵のAirMacというオプションがあるのだが、時代遅れの私の機械に対応するAirMacは入手が非常に困難だったのだ。iBookにはPCIスロットもない。だから、UbuntuにしてiBookでUSB無線LANが使えたら、これは福音だ。なにせ、iBookはいまだにモバイル用途で使うから、外出先で無線LANが使えれば(それもFonが使えれば)、こんな重宝なことはない。価格もUSBとPCIでそれほど変わらないようだし、この機械(プラネックスのGW-US54Mini)は、(正式にサポートOSには加えられていないものの)Linuxへの対応が謳われている。だったらこれだと思った。ネットで注文。送料は高くつくけれど、街までの電車賃を考えたらこれはしかたない。

そして、いよいよFonの注文。ツクモでも扱っているけれど、送料まで入れたらFonの公式サイトから買う方が端数だけ安いみたいだったので、そっちから購入。ただし、ツクモのサイトの情報はかなり参考になった。スクリーンショットとかが、公式サイトよりも充実しているように思ったが、これはしっかり調べていないからなんともいえない。

これだけの下準備の末に、ようやく今夜、佐川急便でFon(La Fonera)とUSB無線LANが一緒に到着。いろいろ用事が済んだ後、さて、おもむろに箱を開けて、まずUSBを突っ込む。すると、ちょっと考えた後、パネルのネットワーク接続のアイコンを右クリックすると、既に「ワイヤレスの有効化」にチェックが入っている。左クリックすると、あらら、もう接続可能なネットワークが表示されている。この近所で無線LANやってる人がいるわけだ。もちろん、パスワードとかわからないから接続はできない。

次にLa Foneraをモデム兼用ルーターのLANポートに接続し、電源投入。15分ぐらい初期化にかかるという説明だったが、5分ほどしてネットワーク接続のアイコンをクリックしてやったら、接続可能なネットワークが2つ増えている。1つはFon_APで、もうひとつはMy_Place。前者が公開アクセスポイントで、後者が自分用。まずは公開アクセスポイントを選び、ブラウザを開くと、Fonの登録サイト。ここでログインすると、はい、もうそれだけで使えました。

もっとも自分のルーターにアクセスするのに公開アクセスポイントから入ることもないので、ここでルーターの設置場所を登録すると、My_Placeにアクセス可能。これだけ。マニュアル読まずに「かんたんインストールガイド」だけ横目で見ながら、30分で終わった。

拍子抜けする簡単さ。いったいなんなんだろう、これは。